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ヒートペン HP-1000
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ヒートペン HP-1000
ヒートペンの特長
■ 従来の熱工具の常識を超えたパフォーマンス

ヒートペンは、主にプラスチック等の200℃以下の温度で融ける素材を、熱加工するためのツールです。プラモデルの改造用ツールとして、また、壊れたプラスチック製品の補修用ツールとして、他の手段では置き換えのできない優れたパフォーマンスを発揮します。
従来、パテに頼っていた作業をヒートペン工法で置き換えることにより、待ち時間ゼロによる作業時間の短縮、プラスチックという単一素材を維持することによる組み立て強度の確保、何度でもやり直しが出来るので失敗がほとんどないなど、プラスチック工作の自由度を飛躍的に高めることが出来ます。プラスチックの盛りと削りが同時にできるのは、ヒートペン工法を置いて他にはありません。
■ 多彩なオプションビット群

目的の作業に適したビットを付け替えることにより、溶接・肉盛り・切断・穴あけ・筋彫り・曲げ・表面加工と、多彩な作業をこなすことができます。ビット先端のサイズも複数種類揃っていますので(別売)、加工のディティールに合わせた最適な作業が可能です。
オプションビット 写真上から
●ウェルダー4(本体に標準添付・HP-B101) 【プラスチックの一般溶接加工用】
 使う角度によって、溶接・肉盛り・小物の切断・表面仕上げ等、
 幅広い用途に応用が可能です。
 熱伝導に優れた銅製ですので、作業効率が良好です。
●カッター(本体に標準添付・HP-B101) 【切断・穴開け・直線筋彫り用】
 1mmの切断幅があり、厚さ10mmまでのプラ材の切断が可能です。
 力がかけられず鋸や刃物で作業できない部分の切断作業にも最適です。
●ピンポイント(本体に標準添付・HP-B102) 【筋彫り、溝彫り、円カット用】
 金属製のテンプレートと併用すると、刃物では難しいシャープな筋彫りが可能です。
 下にガラス板を敷くと、プラバンの円カットにも使えます。
 フィギュアの衣服や指の間のすき間など、
 刃物では難しい部分のディティールアップが可能です。
 ドリル加工の下穴や、ずれた穴位置の微調整も可能です。
●ウェルダー2.5(HP-B103) 【プラスチックの一般溶接加工用】
 比較的狭い部分の溶接・肉盛り・小物の切断・表面仕上げ等、
 幅広い用途に応用が可能です。
 Φ3用の樹脂ねじ穴の修復にも利用可能です。
●ウェルダー1.5(HP-B103) 【細かいパーツの溶接加工用】
 作業範囲が狭い範囲に限定されますので、細いパーツの加工や、
 微細な傷の修正等に最適です。
 Φ2用の樹脂ねじ穴の修復にも利用可能です。
●銅未加工ビット(HP-B104) 【ビットの自作用】
 直径4mm、長さ70mmのオリジナルビット製作用オプション素材です。
 銅は熱伝導が良好ですが、柔らかいので、先端が鋭利なビットには向きません。
●真鍮未加工ビット(HP-B105) 【ビットの自作用】
 直径4mm、長さ70mmのオリジナルビット製作用オプション素材です。
 真鍮は銅より熱伝導が劣りますが、先端が鋭利なビットに向いています。
●超精密ビットベース(HP-B106) 【精密ビットの自作用】
 ウェルダー・針先・丸先・平先・微細パターン用などの、
 オリジナルビット製作用オプション素材です。
 先端を直径1ミリに加工済みなので、ヤスリ等で簡単に加工できます。
 また、曲げ加工もできるので、側面も加工して使用可能です。
●ヘアライン1号(HP-B107) 【表面のヘアライン加工用】
 10枚の先端厚さ50ミクロン(ピッチ約0.1ミリ)のブレードにより、
 一度に10本の微細なラインをモールドできる『超ディティールビット』です。
 女性の長髪や、長毛系の動物の体毛表現で、圧倒的なリアリティーを再現できます。
●ベンダー(HP-B108) 【曲げ加工用】
 くし形のビットを母材に突き刺して曲げたい部分を内部より加熱します。
 フィギュアの関節など、幅20mm厚さ15mmまでの
 曲げ・ねじる・伸び縮み・面ずらし
 などの加工が短時間ででき、かつ、強度もほとんど落ちません。
 加工後に残った穴はウェルダーを使って埋めます。
●ピンポイント・プロ(HP-B109) 【筋掘り、型抜き専用】
 添付のアジャスターと金属製のテンプレートを併用して、
 シャープな筋彫りが可能です。
 アジャスターにより深さ方向を安定させるため、
 誰でも均一の深さの筋掘りが加工出来ます。
 先端が鋼製になっていますので、標準添付のピンポイントに比べ、
 プラバンの型抜きやフリーカット時の切れ味・耐久性が抜群です。
 型抜き・フリーカットでの使用時には、下にガラス板を敷きます。
 加工後にはバリが出ますので、彫刻刀を使ってバリを切り取ります。
■ 精密作業に適した独特の形状

ヒートペンは、一般の半田ごてに比べると、グリップからビット先端までの距離が約30mmと短く、細かい作業に適しています。そのため、筆記具や彫刻刀とほとんど変わらない感覚で作業が行えます。
また、ヒートペンのビットは熱伝導の良好 な素材で統一していますので、従来から ある半田ごてタイプの類似商品に比べ、ヒーターからビットの先端までの温度ムラが少なく、10Wの出力で30Wクラスと同等の作業性を発揮します。
■ 高い作業安全性
一般の半田ごてと違い、ヒーターを含む発熱部分の大部分がガードされていることにより、高い作業安全性を確保しています。 ビット先端の温度が200℃前後と、低温に調整されていますので、プラスチック素材を熱加工する際に、嫌な悪臭の発生がほとんどありません。また、温度が低いことで、素材の劣化を最小限に抑えながら作業することができるのも特徴です。
■ 電気代は1年間でも700円
電気代は、例え毎日8時間使用したとしても、1年で700円しかかかりません(1kWh当り20円で計算)。作業中は常に電源を入れておいても電気代は気になりません。また、緑・赤2色切り替えの電源表示機能を備えていますので、電源の切り忘れ防止も万全です。
■ 環境にも安心
ヒートペン工法では切り屑まで再び材料として使えるため、ゴミの発生がほとんどなく、環境に対する配慮も万全です。
■ 作業内容に合わせた最適な温度設定

10段切り替えの出力調節回路の採用により、ビットの種類や素材の性質に合わせた最適な温度設定が可能です。
■ 卓上のパーツに接触しにくい専用置き台装備(組み立て式)

ペン部は構造的に卓上に放置可能ですが、誤ってビットがパーツに接触し、パーツにダメージを与えるのを防ぐため、温度コントローラ上に高さのある置き台(ペンホルダー)を設けました。これにより、安心して作業を進めることができます。
■ 自分だけのオリジナル・ビットで無限の可能性も
ビットの先端を加工・自作することにより、自分だけのオリジナルの工具が製作可能です。アイデア次第で無限に用途が広がります。
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